少しでも分かりやすく伝えたいMTBF、MTTR

少しでも分かりやすく伝えたいMTBF、MTTR

こんにちは、しゃねろんです。

今回の話題は、ITパスポートや基本情報技術者試験に毎年のように出てくるほどメジャーな問題です!意味を理解していれば点取り問題なので資格取得に向け覚えておく価値はかなりある内容だと思います!
今回はそんなMTBFとMTTR、そしてそれに関連する稼働率について解説していきます!

MTBFとは

MTBFは「Mean Time Between Failures」の略で、ズバリ意味はシステムの平均故障間隔の事を言います。
もう少しざっくりと説明をするならば、システムが故障して復旧して次に故障するまでの時間の平均の事を言います。(まあ読んで字のごとくなんですが...)

MTBFの求め方

MTBFの求め方についてです。MTBFを求める式は次のようになります。

MTBFの求め方

これを例にあてはめて説明していきます。

システム運用例

例として、こんなシステムがあったとします。
この図のような場合のMTBFは、

稼働時間:6時間
稼働回数:3回
ですので「6/3=2」となり、MTBFの値は「2」となります。

MTTRとは

MTTRは、「Mean Time To Recovery」の略で、ズバリ意味はシステムの平均修復時間の事を言います。サイトによって「平均修理時間」や「平均復旧時間」などいろいろ呼び方はありますが、日本語訳の問題なので大した問題ではありません。
もう少しざっくりと説明をするならば、システムが故障して修復する時間の平均の事を言います。(こちらも読んで字のごとくなんですが...)

MTTRの求め方

MTTRの求め方についてです。MTTRを求める式は次のようになります。

MTTRの求め方

これもMTBFの時同様、例にあてはめて説明していきます。

システム運用例

MTBFの時と同じ例を使用して説明していきます。
この図のような場合のMTTRは、

修復時間:2時間
修復回数:2回
ですので「2/2=1」となり、MTTRの値は「1」となります。

稼働率とは

次に稼働率についてです。稼働率はシステム全体に対してシステムが稼働した割合のことです。
もう少しざっくりと説明をするならば、修復も含めたシステム全体からシステムが稼働していた時間の割合のことを指します。

稼働率の求め方

稼働率の求め方についてです。稼働率を求める式は次のようになります。

稼働率の求め方

上記で説明したMTBFとMTTRのみで稼働率は求めることができます。

システム運用例

今回もMTBFとMTTRで使用した上の図を用いて、稼働率を求めていきます。
稼働率を求めるのに必要なのはMTBF(平均故障間隔)とMTTR(平均修復時間)なので、それぞれ求めていきます。

MTBF = (3 + 2 + 1) / 3 = 2
MTTR = (1 + 1) / 2 = 1

それぞれ求めた値を稼働率の公式にあてはめていきます。

2 / (2 + 1) = 0.66…

このことから上の図の稼働率は0.66となります。(あくまで簡単な式で求まるように今回このような値を用いましたが、実際に稼働率66%なんて使えっこありません。)

まとめ

黒枠で囲んでいる公式に値をあてはめればMTBF、MTTR、稼働率はそれぞれ求まります。
今回は複数台での運用を考えていませんが、複数台並列で用いることで稼働率がより上がります。そういった記事も後で書く予定なので宜しければ見に来てくださいね!

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